令和5年度新任式・始業式
子どもたちが学校にもどってくると、一気に活気があふれます。子どもたちの笑顔や元気な声と
ともに令和5年度がスタートが本格スタートです
「何組かなぁ?」「担任の先生は誰だろう?」「今年もがんばるぞ!!」わくわくしながら
今日を迎えたことでしょう。始業式では、2名の代表生徒が堂々と立派に新学期の抱負を述べました。
聞いている子どもたちも本当に立派な態度で話を聞き、校長先生からもほめていただきました。
校長先生からのお話にあったように、「しなやかに」創立77年目の幸運の年を、
ふっと
ほっと
はーと
を合言葉に頑張っていきましょう!!!
春休みの振り返りと2年生の抱負 2年生代表生徒
野球三昧の春休み。WBC準決勝のメキシコ戦、9回ノーアウト一・二塁の場面、不調続きの村上選手のあの逆転サヨナラ打は本当に感動しました。WBCの盛り上がりに影響を受け、今まで以上に部活動も自主練習も真剣に取り組みました。
今日から僕たちは二年生です。一年生を振り返ってみると、「準備」の大切さを学んだ一年間でした。入学して初めての診断テストでは、「もっとできたな」と後悔が残る結果となりました。期末テストでのリベンジを誓い、まず、学習の方法を見直しました。今までは、時間を増やそうと頑張っていましたが、長時間やってもやる気が続かず、自分のためになる学習にはなっていませんでした。そのため、隙間時間を上手に活用し、毎日続けることで、短い時間でも効率的に勉強する習慣を身に付けることができました。そうすることで、勉強することが苦にならなくなりました。テストでも満足のいく結果を残すことができ、その後のテストでも、努力すればするほど、結果が付いてくる喜びを感じることができました。
合唱コンクールでは、指揮者を務めました。回数を重ねるごとに確実にレベルアップしている自分たちの歌に喜びを感じ、指揮練習にも力が入りました。本番では、クラス全員の心が、息が、動きが一つになり、大きな感動を得ることができました。
その一方で、部活動では課題が残りました。真面目に練習できたとは思いますが、試合では、ミスが多く活躍できませんでした。春休みの自主練習では、自分の素振りの動画を撮り、客観的に見ることで、自分の癖に気付き少しずつ改善することができました。
これらの経験から、「ただ何となく頑張る」から、「目的を持って準備を整える」にすることが大切だと感じました。
今年は全部が「二回目」の中堅学年です。学習も、行事も部活動も、昨年より楽しいものにするために、経験を生かして、「準備」に励みたいと思います。また、後輩が入ってくるので、後輩のお手本となれるようにしたいです。そして、三年生の背中を見て先輩もサポートできるようにしたいです。最高学年になる来年に備えられるよう、「準備の一年」にしていこうと思います。頑張ります。
最高学年になって 3年生代表生徒
私は、三年生になった今、三つの目標を掲げました。
一つ目は「勉強」です。三年生になり高校について自分自身が深く考えなければならない時がきました。もちろん勉強も全力で取り組まなければなりません。これまでは、テストの日が近くなったら勉強をするという、遊ぶことの方を優先した計画性のないやり方を続けていました。でも、そんなことでは、一年後に辛い思いをするのに違いありません。だからまず、自分の弱点を克服するために、休み時間なども有効に使い、力をつけていきたいです。「受験はチームワーク」と言われるように、学年全員で目標に向かって進んでいきたいです。
二つ目は、「部活動」です。私は美術部に所属していますが、これといった結果をまだ残せていません。美術部は、部員みんなで協力して出場するような対外的な大会はありませんが、体育大会のパネルや、文化祭の書道パフォーマンスなど、部員が一丸となって活動する時があります。その時にみんなを引っ張ったり、陰で支えたりできる人になろうと思います。中学校最後の年、私たちでしかできない、悔いのない作品を創りたいです。また、個人で取り組む作品でも、大きな賞をとれるように、部活での練習はもちろん、家でも毎日技能を磨き、画力を高めたいと思います。
三つ目は、「学校生活」です。私は一年生の頃から「一日一善」を実行してきました。小さな事かもしれませんが、これからも続けようと思います。そして三年生では「案ずるより産むが易し」という言葉も意識して生活したいと考えています。あれこれと心配するより、思い切ってやったほうが良い結果が得られるという意味です。私は、余計な心配をして行動に移すことがなかなかできません。だから、「考えすぎず、まずはチャレンジする」を合言葉に、新しい自分を見つけていきたいと思います。
以上「勉強」「部活」「学校生活」、それぞれの目標を達成できるように、実りある一年を過ごしたいです。
1学期始業式のあいさつ 阿部 勝行 校長先生
約2週間の春休みが終わり、いよいよ今日から新年度が始まります。皆さん、進級おめでとうございます。
先ほど、各学年の代表者が新年度の抱負を発表しました。二人の発表からは今年度にかける思いが伝わってきました。おそらく外の皆さんも、新しく始まる1年のスタートに期待を膨らませていることと思います。
さて、「湯山の新しい歴史が始まる」今日、私は、「しなやかに生きる」ということについてお話したいと思います。「しなやか」と聞いて思い浮かぶ物がありますか。例えば、竹を想像してください。タケノコから育つ竹は細いですが、節をつくりながら上に上に伸びていきます。そうして育った竹は、風や雪によって折れてしまうことはほとんどないと言われています。強い風が吹いても風の力に逆らおうとせず、曲がることで風の力を受け流します。物事に柔軟に対応することが「しなやかに生きる」ということです。
困難なことにぶつかり、やり続けることが苦しいと感じたならば、そのやり方を変えてみましょう。自分だけで変えられなければとことん人と相談してみましょう。それでも方法が見つからなければ、やること自体をやめればいいと思います。時間をおいて再びやる気が出ればまた始めてもいいと思います。さっと切り替えて別の新たなことに取り組んでもいいと思います。
今日は、新しい出会いがあります。先生も含めて新しいメンバーで様々な活動が始まります。今、悩み、困難、行き詰まりがあるのなら、それらをしなやかに受け流す絶好の機会です。いつまでも同じやり方・考え方に縛られることなく、心のもやもやを晴らして、気持ち新たにスタートを切ってください。
今年度は、湯山中学校創立77年目に当たります。ラッキーセブンが二つ続く幸運の年です。そこで、湯山中のスローガンを「ふっと・ほっと・はーと湯山」にしたいと思います。「ふっと」笑みがこぼれる学校、自分から動いて人とつながる学校、誰もが「ほっと」安心できる学校、熱い情熱にあふれた学校、そして、自分も他の人も大切にする「ハート」心がつながる学校を目指したいと思います。
3年生の皆さん、最高学年としての働きに期待しています。そして、自分が希望する進路に胸を張って進めるよう、自分を鍛えてください。
2年生の皆さん、明日1年生が入学すれば先輩と呼ばれる立場になります。1年間の経験をもとに、1年生を導いてください。そして、いろんなことに挑戦し、学んで視野を広げ、大きく成長してください。
1年後、「今年の湯山中はふっと・ほっと・はーとで充実していた」とみんなと言い合えることを願って式辞とします。
新任式で6名の先生方を迎えました。ピアノに合わせて、国歌・校歌をのびのび歌います。
学級びらきでは、笑顔があふれます。放課後は自転車通学生指導で、命を守る約束をしました。
明日は、ピカピカの新入生を迎えます!楽しみです