2年生総合的な学習の時間「ものづくり学習講座」
2024年11月25日 18時49分5,6時間目に、ものづくりのマイスターが来校して、プロの仕事を体験しました。生徒たちは、「日本料理」「家具製作」「和裁」「石材加工」という4つの講座に分かれて活動しました。
「日本料理」
講師の吉崎先生と中島先生のご指導を受けながら、生徒たちはあじの3枚下ろしに挑戦しました。新鮮な食材と手際のよい包丁さばきが美味しい料理の基本になることを学びました。美味しい食材をさらに美味しく見せる熟練の技も見ることができ、料理の奥深さを感じたようです。
「家具製作」
講師の前田先生と馬越先生のご指導を受けながら、小物入れを作りました。米を潰して糊を作り、木材をくっつけたり、竹くぎを打ち込んだりしました。ものづくりに対して真剣に向き合い、オリジナルの小物入れを楽しく作りました。早く終わった人は、鉋削り体験や丸太切り体験をし、充実した活動になりました。
「和裁」
講師の田中先生、山本先生、佐伯先生のご指導を受けながら、ショルダーバッグを制作しました。1人1人模様が異なる布地を用意していただき、皮ひもを縫い付けたり、両脇を縫ったりして仕上げました。その後は、個別に着付けをしていただき、初めて着る着物に心躍らせていました。20歳の頃から和裁の仕事に携わり、着物を自分で直したり縫い上げたりしていたそうです。裁縫や着物の魅力が若い世代に引き継いでいってほしいと思います。
「石材加工」
講師の近藤先生の経験を聞き、職人としての技能を身に付けるための苦労や、やりがいについて知ることができました。石材加工の工程の一部を体験させていただき、自分の名前を刻印したゴム板をニードルを使って剝がしていきました。また、大きな岩を打ち砕く経験をさせてもらいましたが、石の目を見ながら、力と技術を合わせて形を作っていく素晴らしさを学ぶことができました。