『デジ音』と『音読筆写』のすすめ♬
2024年5月27日 11時30分今日は、『デジ音』と『音読筆写』のすすめです。『デジ音』とは、湯山中では聞きなれた用語なのですが、「デジタル教科書を音読する」という意味の造語です。「音読」が科学的にも証明されている効果的な勉強法だというのは、広く知られているところですが、これがなかなか定着しないのです…(+_+)
今年は、まだ毎日のルーティンとして、歯磨きをするかのように『デジ音』をしています!!という人は少ないという実感です。「音読」と言えば、「英語」や「国語」の勉強法という感じですが、実はどの教科にもとても効果のある勉強法なのです。そしてさらに、『音読筆写』をする。『音読筆写』とは、文字通り「音読しながら書く、筆写する」ということです。声に出しながら、そのスピードで書いていきます。これは、黙って書くのと比べると、何倍も効果があるのです。ぜひ、実際にやってみてほしいと思います。(今までの先輩方が効果を実証してくれています。)
では、今日は英語のデジタル教科書を使った音読、『デジ音』のおすすめの方法を!♬
① まず、デジタル教科書を使えるデバイスを準備し、デジタル教科書を開きます。学校の一人一台端末を持ち帰ることを推奨します。キーボードでのタイピングに慣れてほしいですし、ロイロノートに提出する宿題等もあるからです。もちろん、自分のスマホや自宅のPCからでも使うことができます。
② デジタル教科書の中の青色「コンテンツマーク」をクリックすると、音声データを聴くことができます。紙の教科書のQRコードからも、音源を聴くことはできますが、デジタル教科書のような様々な操作はできません。写真の赤丸の部分が「コンテンツマーク」です。これは、スマホで見た時の画面です。
③ そして、次の画面の英文をタップすれば、音声が流れます。黄色の矢印のところで操作ができ、いろいろな方法で音読ができます。おすすめは、まず「リピート」、そして音声と同時に読む「オーバーラップ」。オーバーラップで、音声のスピードについていけるようになると、かなり素晴らしいです!!入試のリスニングのスピードは、昔に比べるととても速くなっています。けど、教科書の音源スピードに慣れていれば、大丈夫です!!そして、できれば「シャドーイング」にも挑戦!英文を見ずに、聞こえてくる英文を、影(シャドー)のように声に出して言います。
④ そして、本文を完全に覚えてしまうくらい何度も読みます。最後は、「マスク機能」を使って、テストをするのが、効果的です。単語ごとにマスクされて、見えなくなります。読みながらタップしていくと、英文が見えるので、確認することができます。
⑤ そして、『音読筆写』しながら、ノートに書くのです。練習ノートにぎっしり書いている人たちを紹介します。自分でテストしてみたり、ノートの最後に「今日のひとこと」と自由作文をしたり、付せんなどを使って大切なことをまとめたり、工夫しています。素晴らしいです✨
3年生のノート
1年生のノート
授業中も、イヤホンも使いながらデジ音しています。
『音で頭に入れる!!!』これは、とっても大切なことです。継続すれば力がついてくるのを実感できると思います。ぜひ、いろいろな教科で「音読」をしてほしいと思います。6月の期末テストに向けて、もう今からしっかり対策を立ててほしいです!!自分の目標を達成するために!!ライバルに差をつけるために!!