7月10日(月)

2023年7月10日 20時38分

「性に関する学習」をしました!!

 

今日は、性に関する学習を行いました。まず、5校時に、全校生徒を対象にテレビ放送での「性に関する講演会」を実施しました。講師は、愛媛県警察本部生活安全課の笹山さやか先生です。笹山先生からは、性に関連する問題や犯罪について、貴重なお話を伺いました。加害者や被害者になる可能性は、誰にでもあること、性同意の真の意味や重要性について学びました。そして、正しい知識を身に付け、適切な行動を取ることの重要性も改めて認識することができました。

その後の6校時では、各クラスでロールプレイングをしたり、過去の犯罪事例から考える活動を行いました。夏休みが近づいていますので、これまでのSNSの利用方法を見直したり、自身の心と体を守るために意識を高めることも重要です。大人が思っている以上に子どもたちはSNSを利用しています。ご家庭でも話題にしてみてください。以下、生徒の感想の抜粋です。

3年生の感想(男子)

今日、一番心に残った言葉は、性暴力や性犯罪は、「魂の殺人」だという言葉です。性犯罪に遭った人が、PTSDになるのは珍しいことではないと聞いて、心が痛みました。大切な心と体を守るために、3つのこと(自分の気持ちを大切にする、相手の気持ちを大切にする、自分を信じる)をしっかりと忘れないようにして生きていきたいです。そして、本当の性同意とは何なのかをしっかりとおさえて、自分が間違った行動をしないようにしたいです。

3年生の感想(女子)

性被害は、他人事ではなく誰にでもありえることだし、簡単に自分が加害者や被害者になってしまうことが分かりました。正しい知識や情報を知ったり、得たりすることは難しいことかもしれないけど、疑ってみることが一番大切だと思いました。ささいなことでも疑って、簡単に信じることをしないようにしようと思ったし、きちんと常識やきまりを守っていきたいです。それを守っていれば、自分の命や心と体も守れると思います。相手のことも守れると思います。自分の強い意志を持って、関わり方を見直したいです。SNSなどで仲良くなった人とは、ネットの中だけで仲良くしようと思いました。これからSNSをたくさん使っていくと思うので、相手に流されずに、自分の意思をしっかりと伝えられるようにしたいです。

3年生の感想(男子)

加害者の7、8割が知り合いや友人という話に驚きました。性被害というものは、自分からは遠い、起こることはなかなかないものだと思っていたので、気を付けたいです。知り合いや友人ということは、自分が加害者の立場になることもあるということなので、正しい性に関する知識で、友達との関係を築きたいです。自分はスマホを持っていて、SNSをよく使用します。多くの情報や多くの他人がいるSNSでは、人の話を簡単に聞き入れない、よく疑うということを意識していきたいです。そして、自分が性被害にあわないように正しく扱っていきたいです。